発達障害等は発達障害者支援法において、「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群、その他の広汎性発達障害、 学習障害、注意欠陥多動性障害、その他、これに類する 脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」と定義されています。
当院の発達障害専門外来は学習障害以外の診断や治療を行っています。診断にはAQ、CAARS、WAIS-Ⅳ、CAT-R、CAS、TMT-J、CES-Dなどの検査と幼少期からの生育歴の聞き取りを行い、その後総合的に判断します。
判定までに少なくとも3日は来院いただく必要がございます。
1日目と2日目は検査と聞き取りで3日目は診察となります。
※2日目と3日目の間は検査集計のため約2週間が空きます。
もの忘れ外来
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発達障害の主な治療法は生活環境の調節ですが、障害の種類によっては内服薬が有効な場合があります。また睡眠障害、不注意、多動性、衝動性、自傷行為、興奮、攻撃性などによって生活に支障を来している場合には、薬物治療が検討されることがあります。また、二次的な問題として精神症状(不安、うつ、緊張、興奮しやすさなど)や問題行動(暴言・暴力、自傷行為など)が出現した場合にも、薬物治療が検討されます。発達障害の種類によっては内服薬が有効な場合があります。患者様と相談し処方する場合があります。
当院のデイケアでは発達障害専門のプログラムがあり、自分の特徴を理解し日常生活や社会生活をうまく過ごす方法を身に付けます。 高度なテクニックを学ぶものではなく、コミュニケーションの土台や基礎部分をメインで行います。1クール10回となります。
公認心理師がカウンセリングにより生活相談や自己理解を深めることで社会生活の適応方法を身に付けます。困難に直面しやすい考え方や行動のパターンについて見直したり、自分らしく生きるためにできることをカウンセラーと一緒に考えたりすることができます。
もの忘れ外来
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症状により検査内容は異なりますが、一般的な検査のセット(AQ、CAARS、WAIS-Ⅳ、CAT-R、聞き取り、診察)の費用は約35,000円です。
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〒534-0024 大阪市都島区東野田町5-3-33
TEL:06-6351-0002(代表) FAX:06-6357-0040
理事長 分野正雄